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ネットワークニュースNo.24号より

政策テーマ: 子どもたちのために 市民とともに 命と環境を守る

自分の住む地域の現状や将来に関心を持ってほしい

進野:政治というと難しく考えがちですが、江頭さんにとって政治とは何ですか。
江頭:政治は暮らしそのものです。政治が良くならないと暮らしが良くなりません。例えば、行政が制度や施設、専門スタッフなどを設置・配置して、子育て中のお母さんや高齢者の暮らしを支える。さらには、地域の人たちにも協力を呼びかけるために市民と行政が一緒になって仕組みづくりをしていく。そのような社会づくりをしていくことが政治であり、暮らしだと思うのです。
進野:でも、若者にとっては、特に地方政治はピンとこないかもしれません。
江頭:例えば、「自分は前原に住んでいる」と他の人に自慢して言えるかどうか。自分の住んでいる所にはどういう魅力があるか、あるいは何が問題なのか、どういう街にしたいのか、などということに関心を持ってもらいたい。政治への関心はそこから生まれるのだと思います。
進野:そんな市民の声を政治に反映するのが議会の役目ですね。
江頭:さまざまな事業の施策を、貴重な税金を使って行うのは行政です。議会は、それらの事業が市民のためになっているのかをチェックし、あるいは、こうしてはどうかと提言する重要な役目があります。市民は、暮らしを良くしよう、良くしてほしいと思うだけでなく、どうも違うのではないかと思うような政治であれば、その在り方を変えるための行動を起こすことが大事です。でも、難しいことではありません。選挙で共感する人に投票するということは最も大事なことなのです。それが政治にかかわる第1歩だと思います

市民は議員の活動を検証してほしい
進野:でも、投票すれば終わり、ではないでしょう。
江頭:自分が選んだ議員が任期中に何をしてきたかを検証してほしいですね。期待をして票を入れたはずだが期待とは違ったと思えば、今度は違う人に期待を託すこともできます。市民もそこまで関心を持ってほしいと思います。
進野:検証する方法の一つは、議会の傍聴や議員が出している「議会報告」などでしょう。江頭議員は議会のたびに「議会報告」を出しているし、ホームページも開設して情報発信しています。でも、前原の市議会議員でそんなことをしている人は、あまりいないでしょう。
江頭:残念ですね。議会は3月、6月、9月、12月と年4回開かれます。私はこの4年間、市長不在のときを除いて全て質問しています。でも中には、「年に1回質問すればいい」と言う議員もいます。千葉県浦安市の市民図書館には議員が出している「議会報告」が全て集められ、自由に閲覧できます。市民に近い、開かれた議会や政治のあり方のひとつであり、うらやましいですね。でも、できた途端に司書が二人も削減されてしまいました。図書館をもっと有効活用するためには図書館運営計画が必要です。議会での質問に対して市は「検討する」と答えています。私は、図書館運営計画の早期策定を今後も求めていきます。
議員になろうと思ったきっかけは中学校給食問題
進野:江頭さんが市議会議員になろうと思ったきっかけは何ですか。
江頭:中学校の給食問題です。200110月頃ですが、私自身がメンバーだった学校給食審議会で「自校方式」と決まっていたことを、突然、市がセンター方式に変更する方向性を打ち出したのです。食の安全や安心、経費などを考えると自校方式の方がいいと思っていました。小学校給食がセンター方式になりそうだったのを署名活動などを通して止めた10数年前のことを思い出し、「また、繰り返される」という危機感と行政に対する怒りを覚えました。前原市政は子ども達のことを本当に考えているのかと疑問が起こり、これを変えなければいけないと思ったのです。
進野:子どもに与えるお菓子は手作りだったとか、好きな天然酵母パン作
りももう
30数以上という江頭さんらしい食へのこだわりですね。
「子ども」「女性」「環境」「福祉」がキーワード
進野:その翌年の11月の選挙に出て初当選。それから4年間の議員活動を通じて、前原市議会をどう感じましたか。
江頭:前市長は別として、市長の言うことはすべてOKなのが前原の議会なんだと感じました。チェック機能が十分に働いていない。だから、税金の使い方が市民の暮らしに即していない。かつて問題になった加布里道路や雷山地獄谷などの問題がいい事例でしょう。今もさまざまな問題を抱えています。
進野:これまでの議員活動で江頭議員が意識してきた課題は何ですか。
江頭:いつも念頭においているのは「子ども」「女性」「環境」「福祉」です。子どもに関しては、中学校給食の自校方式や学校図書館の充実、学校図書館司書配置、前原小放課後児童クラブのトイレ増設、子育て支援センターの開設。女性に関しては、男女共同参画社会推進条例の制定。環境に関しては、ゴミを出さない市民祭りの提言。福祉に関しては、波多江駅のスロープ設置や高齢者の元気づくりのためのプールの活用など、市民の皆様と一緒になってさまざまな成果を挙げてきたと思っています。

<江頭議員は障害者の味方です>  ある障害者の親
障害者(児)は、自立を目指してそれぞれに頑張っています。でも、現実には厚い壁があります。そんな中で、昨年、市役所ロビーで、障害者(児)が作業所で作った製品や作品の展示・販売会が開催されました。このイベントは、作業所の売上貢献とともに障害者(児)にやりがいや達成感を感じてもらうために非常に大きな影響を与えました。このイベントの下地を作ってくれたのは、江頭晶子議員の行政への働きかけです。議会の外でも、市民の目線でこんな活動をしてくれる江頭議員にこれからも頑張ってほしいと思っています。


行政視察で先進地の情報収集

進野:江頭議員は議会活動以外にも、行政視察も積極的に行っていますね。
江頭:これまで6、7回ほど行かせてもらいました。宮城県上山市は、さまざまなスポーツ施設を整備して「スポーツ健康都市宣言」を基本方針にした街づくりを進めています。埼玉県志木市は、1億円以上の公共事業の実施は市民に選択権があることを定めた条例を作っています。東京都武蔵野市の子育て支援は全国的にも高い評価を得ています。中でも感激したのは、岩手県の葛巻町(くずまきまち)の「エコ都市づくり」の挑戦です。人口8,463人の町に13,500頭の牛。人口より牛の数が多い町です。1995年からの5年間で、風力発電15基、中学校に太陽光発電、畜産バイオマス発電、マイクロ水力発電、風力・太陽光ハイブリット街灯、公園・広場の太陽光発電、木質ペレットストーブ、ペリットポイラー、水力発電、個人住宅発電などの自然エネルギー開発に取り組み、町のエネルギーの78%をまかなっているのです。施設建設費は約55億円ですが、国や県の補助金をうまく使い、町の持ち出し分は13500万円です。現在では、牛肉、チーズ、ワインなどの特産品の売上約1億円、年間の観光客は30万人。「ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」として全国から注目されています。前原市のお手本になるものはたくさんあるのです。

「エコタウン・前原」をめざそう!

進野:江頭議員の考える前原市の将来像は。
江頭:葛巻町で衝撃を受け、前回の6月議会で提言した「エコタウン・前原をめざそう」というのがそれです。前原・糸島地区は豊かな天然自然が何よりの財産です。前回のニュースでお知らせしたように、「菜の花プロジェクト」は全国で100以上の地域で取り組まれており、農水省は「バイオマス・ニッポン総合戦略」という国家プロジェクトを推進しています。今、エコタウンを目指し、実現するというのは時代の大きな潮流だと思います。前原市や糸島地区は天然自然を生かした町づくりができる地域なのです。特定の地域や分野の人たちの利益のためではなく、前原市の大きな夢に向かって、前原市民の皆さんとともにチャレンジしていきたいと思っています。

お話しを終えて<江頭さんはやっぱりスーパーウーマン>   進野勇会長

叱責覚悟で言いますと、失礼ながら、普通のおばちゃんの江頭さんに、なぜこんなパワーがあるのだろう、と感じます。今回分かったのは、普通の人としての、子どもや女性などに向けるあたたかい視線と、議員としての責任感の強さが江頭さんにはあるということです。手作りの議会報告やホームページで多くの市民に情報を発信し、みんなで前原の将来を考えていきたい…。
権力を振りかざすのではなく公衆に奉仕する人、つまり公務員のことを「公僕」と言います。最近は死語になったような気がします。議員の報酬などはすべて税金で賄われています。そのすべてとは言いませんが、議員は正当な議員活動のためにそれを活用するのが当然のような気がします。

地道ながらも市民の目線で発言し、活動を続ける江頭晶子さんは、忘れ去られようとしている公僕の一人であるとともに、やっぱり「まえばるを変えるスーパーウーマン」なのです。


政治は暮らしそのものです。
市民主役の政治を実現しましょう。
議員って一体何をやってるの?選挙前は「お願いします」を連呼するけど、当選したら、声も聞こえず、顔も見えない。世の中、そんな議員がたくさんいます。では、江頭晶子とはどんな議員なのか。「政治は暮らしそのもの。市民主役の政治を実現しよう」と訴える江頭晶子議員の素顔に、進野勇後援会長が迫りました。

現在No.25号まで発行済みの、
えとう晶子のネットワークニュース
「変わるよ!前原」

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Last Update: 2008年 3月8日 (土)
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